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2016/02/26|営農販売部

JAそでうら生産者大会

農業所得と農業生産額の拡大に総力結集
JAそでうら生産者大会

JAそでうらでは2月23日に生産者大会を開催した。
この大会は農作業の本番をむかえ今年の取り組み課題を確認し、また各生産組織の意思を結集して生産販売活動にあたろうとするもので、今回は全農山形のほか主な販売先12社と生産者で110人を超える参加者となった。

酒田市の袖浦地域では高齢者のリタイアなどによって、農家経営体では作業労働力の確保が難しくなり作付面積の縮小が課題となっている。このため後継者を確保することが可能な販売高にある個別経営体の倍増、新たな栽培技術の普及、JAや組織による農作業受託や労働力補完などの必要な営農サポート体制の整備、大規模露地農業営農モデルの確立に取り組むこととしている。
今後の取り組みについて販売先からは「農産物の種類によっては外食中食における消費量が量販店販売量を超える品目もあり、生産者も実際の消費行動を把握した作付と販売先の組み合わせがますます重要である。消費動向をおさえている販売先と情報交換に力を入れる必要がある」などの意見が出された。

また生産組織から
「農業所得と農業生産額の拡大に向けてJAと連携して総力をあげて取り組み、将来展望が描ける信頼される産地を目指したい。販売各社からはこれまでに増して協力をお願いする」などの決意が述べられた。
 これらの基本方針に従い、JAではこれから個別実施事項の具体化と管理数値の設定を進めることとしている。販売各社と生産現場がそれぞれのおかれた環境の理解を深め、今後の連携強化を確認する大会となった。