2015/06/24|news
第67回 通常総会開催
農業振興3ヶ年計画の着実な実践 JAそでうら総会
JAそでうらは12日、第67回通常総会を総合会館で開催した。新たな1億円園芸品目の育成と地域水田農業の再編,担い手育成対策などの重点事項とし営農類型別の農業所得目標を掲げて実施している農業振興3ヶ年計画の実践状況を報告するとともに、27年度の取り組み計画が確認された。
園芸品目の育成については新たに1品目が販売1億円に到達し、27年度にはさらに2品目の1億達成に取り組み販売額15億円を目指す。
地域水田農業の再編については先に発足したそでうらファーム法人設立準備会の作業を進め、27年度には法人設立と大規模な農地集積を行うことを確認した。また担い手育成対策として農業技術習得と仲間作りを目的とした研修会などを開催する。これらの取り組みを進めるために営農販売業務の人員を増員し、農業倉庫の大規模修繕などの施設整備を実施する。
五十嵐組合長は「今後を担う水田営農体制を整備すること、そして担い手とともに園芸品目を育成することが目標とする農業所得の実現と地域農業生産の拡大に欠かせない。生産組織と連携し、農業振興3ヶ年計画を着実に実践したい」と事業方針を述べた。
このほか信用事業における訪問活動の強化など27年度事業計画を含む全議案が承認され、また青年代表の佐藤理事からTPP交渉における国会決議の遵守を求める特別決議が
提案され満場一致で採択された。